保管場所
テスタロッサに乗るさらに前の段階になりますが、保管場所は屋根付きシャッター付きのガレージにすることをお勧めします。もちろん自宅にガレージがあるに越したことはないのですが、そうではない場合は絶対に雨・風・盗難・悪戯が防げる場所に保管するべきです。ちなみに私
が以前借りていたガレージは1カ月12000円でした。
車両保険
また、必ず車両保険に入っておきましょう。それも自損事故でも保証されるものがいいです。フェラーリのパーツは古くても小さくても、普通の車に比べてかなり高いので、月々の出費が少々高くなっても我慢して入っておきましょう。保険についても数社から見積もりをとって比較できるサイトがありますので利用すると
、どこがいいのかよくわかります。
車体の下と外装の点検
テスタロッサに乗る前に、まず気をつけなくてはならないことは、車体の下の地面をのぞき込んで、液体類が漏れていないかどうか確認することです。未だ見劣りのしないすばらしい外観とは違い、20年も昔の車ですので、内部の至る所にあるチューブやパッキンは、かなり痛んでいると考えておきましょう。私の場合、以前ガソリンを送るチューブが痛んでいて、ガソリンを漏らしながら走ったことがあります。
(むちゃくちゃ危険!!)それ以外にもクーラントのパッキンが痛んでいて水漏れしたこともあります。それからオイル漏れも2回ほどあったと思います。とにかく乗る前に一度膝をついて、地面にあやしいシミがないかチェックしておきましょう。
また、外回りをゆっくり一周して外装でおかしいところはないかチェックしておくことも必要です。ほんの小さな傷でも気付いておくのと知らないでいるのとでは後にかかる費用や、管理する姿勢にも影響してきます。常に気を配っておくことは要領よく管理するために大切なことです。
洗 車
テスタロッサは毎日乗る車というわけではなく、たまの休みに動かす程度という人が多いはずです。私の場合ひどいときは3ヶ月も車庫にほったらかしにしなければならないこともあり、そうなるといくら屋根付きガレージでもほこりをかぶってしまいます。たまにしか乗らないフェラーリなのですから、前もって洗車して、ぴかぴかにして
、気持よく乗るのが一番です。
雨の日
雨の日は乗っても良いのか・・・。雨の日にフェラーリに乗る人はあまりいません。いや、ほとんどいません。特にテスタロッサは、リヤのエンジンフードが熱を逃がすため網目状になってい
て、そこに雨が入ることを嫌う人が多いからです。なので余程のフェラーリに関わる用事か、OFFミーティングの時以外は、雨の日に乗る人は少ないと思います。
しかし実際には、ディーラーの方に確認したところ、雨の日に乗っても何の問題もないそうです。
バッテリーの管理
バッテリーのキルスイッチを入れる。キルスイッチとはバッテリーから車に電気を供給するもとのスイッチで、
テスタロッサの場合フロントフードを開けて運転席から見て右隅にある丸いスイッチです。これを切っておくと無駄な電気を使わずにすみます。テスタロッサの場合、キルスイッチをオンにしたまま1ヶ月乗らないでいると、100%バッテリーが上がってしまいます。そうなると当然のことながら、12個のシリンダを動かすだけで相当な電力を必要とするV12エンジンは、ぴくりとも動きません。
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